データ通信使い放題で格安料金の「どんなときもWiFi」は、充電時間が遅い割に充電切れるのが早くない?と心配な人も多いでしょう。
実際、充電時間は2時間43分で連続13時間以上使えるかなりのハイスペックでした。
充電時間が遅いとしたら自分のせいです!!
正しい充電方法をしないと充電時間が遅くなり、バッテリーの劣化を早める原因にもなりますので原因と対策を徹底解説します。

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どんなときもwiFiのフル充電時間すると遅い?
そもそも「充電にかかる時間」は、「どんなときもWiFi」の電圧(v)、バッテリー容量(mAh)と、充電器の出力の電圧(V)と電流(mA)の値が関係します。
「どんなときもWiFi」はバッテリー容量は3,500mAhと大きめで、充電器側の出力アンペア(A)が大きいほうが早く充電できます。
※「入力」の方でなく「出力」の値を見てくださいね!
電圧 | 電流 | |
どんなときもWiFi | 3.8V | 容量 3,500mAh |
充電器 | 5.2V | 出力 2,400mA(2.4A) |
フル充電時間 | 2時間43分 |
私の場合、出力2.4Aの充電器で、完全切れ状態からフル充電までの時間を計測したら2時間43分(163分41秒)ほどでした。(どんなときもWiFi使用期間:2か月半)
出力アンペア(A)が大きい充電器だとさらに早く充電できますね。
通信制限がある「WiMAX W06」は、「どんなときもWiFi」と比べてみるとやはり容量が小さい分だけ充電時間が短かいですね。
WiMAX機種 | 容量 | 純正アダプタ01充電時間 |
WiMAX W06 | 3,000mAh | 2時間20分(140分) |
「どんなときもWiFi」は容量が大きい分充電時間がちょっとかかりますが、その分バッテリーの持ち時間がひじょうーに長いのが魅力的。
どんなときもWiFiのルーター、9時間使ってまだバッテリーランプが3つ点灯してるので、電池持ちもなかなか優秀です!#どんなときもWiFi
— しむまる@ガジェット好きブロガー (@sim_maru) August 31, 2019
2.0A未満のアダプターで充電してませんか?
「どんなときもWiFi」の公式サイトでは充電器の2.0A以上が推奨です。
オプションで出力2.1Aの充電器が購入可能ですが、やや値段が高いのがネックです。
充電器の出力Aが、2.0A未満など下がるにつれて、充電時間が長引きますので注意!
また市販の2口以上の充電器(ACアダプター)も注意が必要!
2口以上で同時充電すると、1個で充電の時より、出力が減ってしまうタイプも普通にあり、分かりづらいので注意してください。
このようなタイプの充電器で「どんなときもWiFi」を充電する場合は、単独で充電するようにしましょう!
充電器の出力アンペアをよく確認し最大出力で充電しよう!
・ケーブルが長いと充電時間も長くなる
ちょっと気付きづらいですが、microUSBケーブルのコードが短いほうが充電時間が早く済みます。
microUSBケーブルが長くなるほど、流れる電流が減ってしまうため、充電時間が長くなってしまうんです。
50cm以下と1m以下では電力がけっこう変わりますよ。
※どんなときもWiFi付属の「MicroUSBケーブル」は先端から先端まで約30cmと短かめでです。

また、リール巻き取りタイプのケーブルは、かさばらず便利ですが、中の線が細い分だけ電流が弱くなって充電時間が伸びてしまうので合わせて注意。
・電源オンのまま充電してませんか?
「どんなときもWiFi」を電源を入れたまま使用しながらの充電は可能ですが、当充電時間が長くなります。
また他にもデメリットがありますよ。
・充電時間が長くなる
・バッテリーに負荷がかかる
・本体熱くなり同じく負担がかかる
・結果、劣化しやすい
そうは言っても「そういえば充電してなかった!!」というケースがたまにあり、使用しながら充電するケースってどうしてもありますよね。
それでも、何度もこのような状態で充電すると、バッテリーの消耗が激しくなりますので極力控えましょう!
バッテリーの消耗を極力抑える方法ある?
「どんなときもWiFi」のバッテリーは、他のスマホやモバイルWiFiと同じくリチウムイオン電池なので、使用回数が多くなるにつれ劣化し、充電にかかる時間が長くなります。
もし劣化がひどくなったとしても、バッテリーだけの交換ができません。
「どんなときもWiFi」本体丸ごとの交換で18,000円(税抜)の有償交換
要らぬコストを発生させないためにも、バッテリーの劣化を極力遅くするために有効な方法を紹介します!
1熱い状態のまま放置しない
2フル充電された状態のまま充電し続けない(過充電)
3完全充電切れの状態を長時間させない。
1熱い状態のまま放置しない
バッテリーは高熱に弱い訳ですが、「どんなときもWiFi」は使用中に結構熱くなることがあります。
使用中や充電中に、熱いと感じたらケースや袋に入れたままの密閉空間では熱がこもって危険です。
熱いまま放置せず、外気にさらしたり、風を当てるなどして放熱しましょう。
※冷蔵庫に入れて冷やすのは「内部結露」の原因になり危険です!
2フル充電された状態のまま充電し続けない(過充電)
100%に充電された満充電にも関わらず、充電し続けることは過充電に繋がります。
バッテリーに負荷がかかってしまい、劣化を早めてしまう可能性があります。
過充電が心配なら、タイマーを利用するとよいでしょう。
ミヨシMCO充電オフタイマー付きUSBケーブルなら、送料込みで2,000円未満でAmazonなどから購入できるのでおすすめします。
3完全充電切れの状態で保管しない。
完全に充電が切れた状態で長期間保管すると、「過放電状態」になり、バッテリーの容量が減ったり、劣化が早まる原因となります。
1日や数日ではなく、長期間使わない場合は、充電が切れた状態ではなく、ある程度(50%)充電した状態で保管しておきましょう!
まとめ
「どんなときもWiFi」の充電が遅くなる原因は些細なことから生じますね。
パソコンのUSBポートでの充電や、2.0A未満での充電は控えましょう。
そして、バッテリーの寿命を延ばすために「どんなときもWiFi」の電源をOFFにして充電をしましょう。
完全に充電の切れた状態を避ける逆に過充電防止にタイマーを利用して、充電状況を改善するとよいでしょう。
充電器や充電方法をちょっと見直すだけで「どんなときもWiFi」生活が快適になりますね。
